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有相執著【うそうしゅうじゃく】の意味と使い方や例文(語源由来・英語訳)

【四字熟語】
有相執著

【読み方】
うそうしゅうじゃく

【意味】
仏教で、目に見える形や現象に固定した実体があると思い込み、それにとらわれて執着すること。物事には独立した変わらない実体がないという「空」の見方と対比される。

【語源・由来】
「有相」は姿や形のあるもの、現象をいう仏教語。「執著(しゅうじゃく)」は心がとらわれ、離れられなくなることをいう。

「有相執着」とも書く。「執著」「執着」はどちらも用いられる表記。

【典拠・出典】
-

【英語訳】
attachment to appearances or material forms

英語例文
彼は物の外見にとらわれすぎていた。
He was overly attached to outward appearances.

有相執著(うそうしゅうじゃく)の使い方

ともこ
健太くん、その賞状、ずっと眺めているね。
健太
うん。次も絶対に一位を取らなきゃって、気になって仕方ないんだ。
ともこ
結果や形にとらわれすぎると苦しくなるよ。仏教では、そんな執着を有相執著と表すことがあるんだって。
健太
そうだね。賞状も大事だけど、勉強を楽しむ気持ちも忘れないようにするよ!

有相執著(うそうしゅうじゃく)の例文

  1. 修行者は、目に見える形だけにこだわる有相執著を戒めた。
  2. 仏教の講義で、有相執著と「空」の考え方について学んだ。
  3. 財産や肩書に固執する姿を、有相執著の一例として説明した。
  4. その教えは、有相執著が心の苦しみにつながることを説いている。
  5. 外側の姿だけにとらわれる有相執著を離れようと努めた。
  6. 彼は有相執著に気づき、物事の見た目だけで判断しないようになった。

まとめ

「有相執著」は、形や見た目のあるものに実体があると思い込み、そこに心がとらわれることを表す仏教語です。

仏教の「空」は、物事がまったく存在しないという意味ではなく、独立して変わらない実体を持たないという見方です。物や成果を大切にすること自体ではなく、それだけにこだわって離れられなくなる心が問題とされます。

ABOUT US
北澤篤史サイト責任者
ことわざ・漢字熟語の専門家、ことわざ学会理事。2025年度ことわざ研究奨励賞受賞。著書に『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる すごいことわざ図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる おもしろい四字熟語図鑑』(共に講談社)がある。ことわざ学会研究フォーラムでは、「備えあれば憂いなし:ことわざを通して意識づける災害時の命を守る知恵」「WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか」などをテーマに研究報告を行う。

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