【四字熟語】
揺頭擺尾
「頭を揺らし尾を擺る」とも読む。
【読み方】
ようとうはいび
【意味】
人に気に入られるようにこびへつらうさま。
【語源・由来】
頭を動かして尾を振る意で、仏門の修行にもとづく故事による。
仏道修行の僧侶たちも、ときには師の行動にへつらって、師の体得した境地に近づこうとすることもある、との語にもとづく。
【典拠・出典】
『五灯会元』「六」
揺頭擺尾(ようとうはいび)の使い方
健太くんはあの子と仲が悪いわよね。
あいつの態度は。常に揺頭擺尾で見ていて不愉快なんだよ。
健太くんは揺頭擺尾が一番嫌いだもんね。
権力に媚びるなんて最低だよ。実力でのし上がるべきだ。
揺頭擺尾(ようとうはいび)の例文
- 健太くんは露骨に揺頭擺尾といった態度をとるから、同僚から好かれていません。
- ともこちゃんは、揺頭擺尾な姿勢で、新規の契約を多くとってきます。
- 僕はプライドというものを持たないから、平気な顔で揺頭擺尾することができるんです。
- 校長先生に揺頭擺尾してやっと体育館の使用許可をもらいました。
- 揺頭擺尾してスタメンの座を手に入れるなんて、恥ずかしくないのかね。