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自己陶酔【じことうすい】の意味と使い方や例文(語源由来・対義語・英語訳)

自己陶酔

自己陶酔の意味(語源由来・対義語・英語訳)

意味

【四字熟語】
自己陶酔

【読み方】
じことうすい

【意味】
自分自身の言葉や考えなどを素晴らしいものとして、自分自身に酔いしれること。自分自身をこよなく愛する人のこと。

四字熟語の博士
「自己陶酔」とは、自分の考えや言葉が素晴らしいと思って、それにひたすら溺れてしまうことを指すんだよ。
自分自身を褒め称えて、その中に浸っている状態のことを言うんだ。
助手ねこ
ええな、それはもう「自分のことをええ感じに思い込んで、ずっとその世界に浸っている」ってことやな。
自分のことばっか考えて、それがすごいって思ってしまうんやな。
これは、「自分を褒めることが過ぎると、現実が見えへんくなる」って教えてくれる言葉やわな。

【語源・由来】
「自己」は自分自身、「陶酔」はうっとりとしていい気分だということから。

【典拠・出典】

【対義語】
自己嫌悪(じこけんお)
・自己批判(じこひはん)

【英語訳】
・narcissism
・self-love
・narcism
・self-absorption

「己」を「巳」「已」と書くのは誤りなので、注意が必要です。

自己陶酔(じことうすい)の解説

カンタン!解説
解説

「自己陶酔」っていうのはね、自分の言葉や考え、行動などに、自分自身が夢中になっちゃうことなんだよ。たとえば、自分が描いた絵を見て、「これはすごい!」って自分で自分を褒めちゃう、そんな感じだよ。

「自己」っていうのは「自分自身」って意味だよね。そして、「陶酔」っていうのは、すごくうっとりとした、気持ちの良い状態を表す言葉だよ。だから、「自己陶酔」は、自分のことで頭がいっぱいになって、自分が一番素晴らしいと思っている状態を言うんだ。

これはちょっと大げさに言ってるけど、要するに自己陶酔っていうのは、「自分が一番!」って思える感じなんだよ。でもね、自分を大切に思うのはいいことだけど、他の人のことも考えて、ほどほどに自分を褒めるのが大事だよ。

自己陶酔(じことうすい)の使い方

健太
君は県の陸上大会で100m走優勝したんだって?俊足だとは聞いていたけどあれほどまでとは思わなかったよ。本当に凄かった。
ともこ
ありがとう。小学生の頃から走り続けてやっと実になったから、ここまで長かったな。本当に長かった。
健太
他の追随を許さない、圧倒的な勝利だったもんね。興奮したよ。でも、なんだかあまり喜んでないようだね。
ともこ
結果は嬉しいけれど、いつまでも自己陶酔に陥っているわけにはいかないわ。いつ他の人に抜かされるか分からないのだから。

自己陶酔(じことうすい)の例文

例文
  1. 彼はいつでも自信家で傲慢なタイプだから、小さな成果でも大げさに自己陶酔するんだけど、そんな姿が僕は鬱陶しくて嫌いなんだ。
  2. 会場に集まった男達の注目を一手に引き受けた彼女は、表面上は困っているようだが内心自己陶酔しているのが見え見えだった。
  3. 意気揚々と登壇した彼の議会でのパフォーマンスは中身が空っぽで、単なる自己陶酔と評価されても致し方ない稚拙な内容だった。
  4. 「自分は周りとは違う人間だ」と自己陶酔に陥っていなければ、アイデンティティを保つ事が困難だったなんて、とても悲しい話じゃないか。
  5. 彼女は過去の栄光を振り返ってみては、いつまでも自己陶酔をしており、その姿は滑稽を通り越してもはや哀愁を帯びているようで、僕は注意する事すらままならなかった。

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