【四字熟語】
自己満足
【読み方】
じこまんぞく
【意味】
自己満足とは、自分で自分の状態に満足すること。
【語源・由来】
「自己」は自分自身、「満足」は心にかなって不平不満がないということから。
【典拠・出典】
-
【英語訳】
・self satisfaction
・pleased with myself
・smug
・complacency
・self complacency
・complacence
「自分自身は満足しているが、他人はそうでない」というネガティブな場合に使われることが多いので、注意が必要です。
自己満足(じこまんぞく)の使い方

今年の夏休みは自転車で富士山まで行くんだ。これは、昔からの趣味なんだ。

え?自転車で行くの?何キロくらいあるんだろ。私にはちょっと想像もつかないわ。よくやろうと思ったね。

誰に理解されなくても良いんだ。これは僕の自己満足。僕が僕を格好いいと思えればそれで良い。

その姿勢は格好いいけれど。くれぐれも、怪我や病気をしないように気をつけていって来てね。お土産話、楽しみにしてるわ。
自己満足(じこまんぞく)の例文
- 君のそのおせっかいは単なる自己満足で、誰もありがたいと思ってはいないよ。
- ボランティアは慈善事業だが、ある意味自己満足の要素も孕んでいるのではないかと彼は語り始めた。
- 自己満足だと言われても構わないが、僕がやっている事には口出しをしないでくれないか。
- これは私の自己満足の範疇なので許して欲しいのだが、もう一度あの場所へ行ってみても構わないかい?
- たとえ自己満足だとしても、彼女の働きに救われる人がいる事は事実である。
「自己満足」は心理学用語のなかの一つともされています。ここでは自分自身が満足しているのは、客観的評価に関係なくされているということと定義されています。また、人間が行為を行う場合に、それが自己満足に終わらないように注意を促されている場合があります。