【四字熟語】
一心不乱
【読み方】
いっしんふらん
【意味】
ただひとつの目的に心を向け、そのほかのことに気を散らさないこと。ひとつのことに集中し、ほかのことに心を奪われないさま。
【語源・由来】
「一心」とは一つのことに心を集中すること。「不乱」とはほかのことに気を取られないという意味。
【典拠・出典】
『阿弥陀経』
【類義語】
・無我夢中(むがむちゅう)
・一生懸命(いっしょうけんめい)
・一意専心(いちいせんしん)
・誠心誠意(せいしんせいい)
・一心一意(いっしんいちい)
・遮二無二(しゃにむに)
【英語訳】
intent
put one’s heart into
英語例文
彼は一心不乱に仕事をする。
He is intent on his work.
He puts his heart into his work.
彼は一心不乱に仕事をする。
He is intent on his work.
He puts his heart into his work.
intentは意図や目的という意味だが、intent onの形で〜熱中しているという意味になる。
一心不乱(いっしんふらん)の使い方
健太くん!さよこちゃんいる?
妹なら家にいるけど、今日は遊べないと思うよ
どうしたの?遊ぼうと思ってせっかく来たのに
お母さんが買ってくれた本を昨日からずっと一心不乱に読んでるんだよ。
一心不乱(いっしんふらん)の例文
- 明日からの期末試験に向けて、一心不乱に勉強をする
- 子供達は遊ぶことに一心不乱だ。
- 昨日発売された、大好きな作家の本を一心不乱に読む。
- 一心不乱に何かができる、ということも才能の一つである。
- お坊さんは食事も取らず一心不乱に念仏を唱える。
まとめ
普段の会話でもよく使われる四字熟語の一心不乱です。とても集中している時などは時間があっという間に経っていることに後で気づくことがあります。そんな状態が一心不乱に何かをしている時ですね。勉強や仕事など何にでも一心不乱に取り組むことが大事です。ですが、あまり集中して周りのことが全く目に入らないと周りからの評価が下がってしまうこともありますので、うまくバランスを取れるように努力したいですね。