【四字熟語】
実力伯仲
【読み方】
じつりょくはくちゅう
【意味】
優劣をつけることができないほどに二者の間で実力差がないことで、両方優れていて優劣をつけるのが難しい。
【語源・由来】
「伯仲」は、中国語で長男と次男という意味。「実力伯仲」は、知力や技量など実際にもっている力量が、長男と次男のように優劣のつけがたいことをいう。
【典拠・出典】
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【類義語】
・勢力伯仲(せいりょくはくちゅう)
・伯仲之間(はくちゅうのかん)
実力伯仲(じつりょくはくちゅう)の使い方
健太くんとあの子はかけっこではどちらが速いの?
実力伯仲だね。いつもわずかな差で勝ったり負けたりしているよ。
へえ。じゃあ、リレーの代表はじゃんけんで決めてもらおうかしら。
そんな大事なことをじゃんけんで決めるの?
実力伯仲(じつりょくはくちゅう)の例文
- ここまでの学力テストでは、実力伯仲の両者でしたが、今回の試験でともこちゃんは急に失速しました。
- 今日の試合は、実力伯仲のいい試合でしたよ。
- ともこちゃんと僕の成績を比べると実力伯仲とは言えない。
- 実力伯仲、どちらが勝ってもおかしくないでしょう。
- 今日のオーディションの参加者は、実力伯仲、みんな美しい。