【四字熟語】
常套手段
【読み方】
じょうとうしゅだん
【意味】
同じような場合に、いつも決まって取られる手段のこと。
また、ありふれた方法や手段のこと。
【語源・由来】
「常套(じょうとう)」とは、古くからの習慣ということ。ありふれたやり方のこと。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・慣用手段(かんようしゅだん)
【英語訳】
one’s usual practice; one’s old trick; one’s usual modus operandi; the same old tactic.
常套手段(じょうとうしゅだん)の使い方
こら、健太くん待ちなさい。どうしていつも、こんないたずらするの。
面白いからに決まっているだろう。
教室の扉に、黒板消しを挟んでおくなんて、いい加減やめなさい。
いたずらの常套手段だろう。いつも引っかかるほうが悪いだろう。
常套手段(じょうとうしゅだん)の例文
- 囮を使って気をそらして、そこに攻め込むのが、僕たちの常套手段だよ。
- 卑怯だと言われても、こんな常套手段に引っかかる方も悪いだろう。
- 嘘がバレて責められると、涙を流して反省しているように見せるのが、彼女の常套手段なんだ。君は知らなかったのかい。
- こんな常套手段にだまされるわけがないだろう。もっと新しいアイディアはないのかい。
- これは困ったときの常套手段だから、覚えておくといいよと先輩に教わった。
まとめ
常套手段というように、同じような場合にいつも使う方法があるのではないでしょうか。
悪いことをしたにも関わらず、責められた場合にはうそ泣きをしたり、言い逃れをしたりすることも、常套手段として使うことがあるのではないでしょうか。
しかし、ありふれた手段や方法でも、通用することがありますね。
できるだけ、卑怯な方法は使わないようにしたいものですね。