一闔一闢の意味(語源由来・出典)
【四字熟語】
一闔一闢
【読み方】
いっこういちびゃく
【意味】
あるいは閉じ、あるいは開く。陰と陽が消長するさま。
あー、それは「閉じたり、開いたり、まるで扉みたいに行ったり来たり」って感じやな。
陰と陽がぐるぐる変わって、バランスを取ってるってことやね。
昼と夜みたいに、一つが終われば、もう一つが始まる、そんな流れやで。
陰と陽がぐるぐる変わって、バランスを取ってるってことやね。
昼と夜みたいに、一つが終われば、もう一つが始まる、そんな流れやで。
【語源・由来】
「闔」は閉じる。「闢」は開く意。
【典拠・出典】
『易経』「繋辞・上」
一闔一闢(いっこういちびゃく)の解説
カンタン!解説
「一闔一闢」という言葉は、物事が閉じたり、開いたりする様子を表しているんだよ。陰と陽って知ってる?陰陽の考え方では、物事は繁栄したり衰退したり、つまりアップダウンを繰り返すのが自然なんだ。
「一闔一闢」の中の「闔」は「閉じる」を意味していて、それに対して「闢」は「開く」を意味するんだよ。だから、この言葉は何かが閉じて、次に開いて、また閉じて…という、繰り返しの様子を言い表しているんだ。
例えば、日が昇って昼になり、また日が沈んで夜になる。このような自然のリズムや、人の生き方にもアップダウンがあるよね。そんな風に、物事が変わっていく様子をこの四字熟語で表現しているんだ。
一闔一闢(いっこういちびゃく)の使い方
なんだか調子が悪いなあ。このままだと空手の試合で負けてしまうよ。
一闔一闢よね。スポーツ選手は、調子の悪い時でも全力を出せるように心身ともに強くないといけないから大変よね。
本当だよ。調子の悪い時でも負ける気がしないくらいの選手になりたいものだよ。
明日には気分も盛り上がって、調子が良くなっているかもしれないじゃないの。調子が悪い時こそ気楽に行きましょうよ。
一闔一闢(いっこういちびゃく)の例文
- 一闔一闢、僕の人生は運がいい時と悪い時で差が激しく、波のある人生です。
- 一闔一闢、今はブームに乗って儲かっていますが、長く経営していると土地を切り売りしてしのいだ時期もありました。
- 一闔一闢、私は好き嫌いが激しいので、成績が乱気流のように良い時と悪い時があります。
- 一闔一闢、人生には晴れの日もあれば雨の日もあるさ。
- 一闔一闢、幸せそうに見えるかもしれないけれども、苦労したときもあったんだよ。
陰と陽が交互に強まったり弱まったりする様子を言っているんだよ。