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元亨利貞【げんこうりてい】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
元亨利貞

「元いに亨る、貞しきに利ろし」とも読む。

【読み方】
げんこうりてい

【意味】
易経で乾(けん)の卦(け)を説明する語。

【語源・由来】
「元」を万物の始、善の長、「亨」を万物の長、「利」を万物の生育、「貞」を万物の成就と解し、天の四徳として春夏秋冬、仁礼義智に配する。

【典拠・出典】
易経』「乾卦」

元亨利貞(げんこうりてい)の使い方

健太
ともこちゃん。元亨利貞って知っている?
ともこ
いいえ。何だか難しそうね。
健太
うーん。例えば、春には地面から芽がでるでしょう?で、その芽が、夏にはぐんぐん大きくなり、秋にはたくさん実を付けて、冬には大地に還る。この繰り返しがうまく循環していくことだね。
ともこ
何となくわかったわ。当たり前のことが異常気象で当たり前じゃなくなっている昨今は、積極的に正していかないといけないってことね。

元亨利貞(げんこうりてい)の例文

  1. 元亨利貞を理解し天の声に従うべきです。
  2. 朱子は、天の摂理たる元亨利貞を、人の性質たる仁義礼智に対応させていました。
  3. 元亨利貞の一連の流れがスムーズにいっているようで、仕事がはかどっています。
  4. 元亨利貞を季節に当てはめると、「元」は春、「亨」は夏、「利」は秋、「貞」は冬です。
  5. 健太くんは、元亨利貞の「元」アイディアを発案することは得意なのに、「亨」軌道に乗せる気力がないので「貞」に到達できません。

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