著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

一登竜門【いっとりゅうもん】の意味と使い方や例文(出典)

【四字熟語】
一登竜門

【読み方】
いっとりゅうもん

【意味】
その時代の有力者に認められれば、その人の価値は世間から十倍にも評価されるということ。

【典拠・出典】
李白「与韓荊州書」

一登竜門(いっとりゅうもん)の使い方

健太
すごいね。ともこちゃんは、あのプロデューサーに認められたんでしょう。彼に認められれば、一登竜門、もう成功したも同然と言われているよね。
ともこ
鼻歌を歌いながら歩いていたら、偶然、噂のプロデューサーとすれ違って、声を掛けられたのよ。
健太
アイドルデビューするのかな?今のうちにサインをもらっておかないといけないなあ。
ともこ
サインなんてまだ書けないわよ。本当に成功したら、その時に書くわ。

一登竜門(いっとりゅうもん)の例文

  1. 一登竜門、彼が面白いと一言いえば本は売れる。
  2. 一登竜門、このオーディションに受かれば成功への道が開ける。
  3. 一登竜門、マツコさんがおいしいと言えば、次の日から行列ができる。
  4. 一登竜門、このデザインコンテストで一位をとれば仕事が倍増する。
  5. 一登竜門、ある女優が、無名の名作として僕の本を紹介してくれたおかげでベストセラーになった。
ABOUT US
北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

四字熟語の逆引き検索



error: 右クリックは無効です。