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意趣遺恨【いしゅいこん】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語・英語訳)

【四字熟語】
意趣遺恨

【読み方】
いしゅいこん

【意味】
何かの手段ではらさずにはいられないような、忘れ難い恨み。

【語源・由来】
「意趣」は、心の状態。意向。ここでは日本独特の用法で、恨み。「遺恨」は忘れられない恨み。

【類義語】
不倶戴天(ふぐたいてん)

【英語訳】
grudge、grievance、score、venom、spitefulness

英語参照
意趣—malice、spite、grudge
遺恨—grudge、enmity、illwill

意趣遺恨(いしゅいこん)の使い方

ともこ
おばあちゃんから赤穂浪士の話しを聞いたけど、「日本三大仇討ち」に数えられているそうだね。
健太
仇討ちや復讐の一環として意趣遺恨の強い憤りはあるのだろうけど、いまでもテレビで放送しているね。
ともこ
戊辰戦争も様々な遺恨が絡んでいたのは事実で、真実が確かではない事柄までも怨恨と結びつけた事実捏造もなされている場合もあるみたいね。
健太
歴史の授業が始まるといろいろな事件があって、その時代に意趣遺恨がうずまいているような気がする。

意趣遺恨(いしゅいこん)の例文

  1. ルーツをたどれば、あなたとは意趣遺恨の間柄であったでしょう。
  2. 互いのもつれは意趣遺恨とするなら、私は彼を敵とみたことはない。
  3. 悪儀めいたことをしたらしいが、自分たちの意趣遺恨ではないことはわかっている。
  4. 職務質問をされて補導されてしまったが、そこに意趣遺恨がうまれてしまった。
  5. 竹刀試合ではあるが、ほかの稽古とちがって真剣勝負になることもある。ずいぶん意趣遺恨のある者がないとは限らない。
  6. あの人はわたしのストーカーをやっていたので、警察に相談して注意をしてもらった。その後、異常な意趣遺恨で苦しめられた。

まとめ

意趣遺恨とは他者が苦しむのをみる必要性を感じること。報復を正当化するほど強い憤り。


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