【四字熟語】
円鑿方枘
「方枘円鑿」ともいう。
【読み方】
えんさくほうぜい
【意味】
物事がうまくかみ合わないことのたとえ。「円鑿」は、丸い穴のこと。「方枘」は、四角い枘という意味。「枘」は、突起物のこと。
【語源・由来】
丸い穴に四角い棒を入れようとしても入らないということから。
【典拠・出典】
「史記」孟子・荀卿列伝
【類義語】
・円孔方木(えんこうほうぼく)
円鑿方枘(えんさくほうぜい)の例文
何で先生は僕たち二人を組ませようと思ったんだろうね。
そうよね。私たちは成績も考え方も真逆で、円鑿方枘、うまくいくわけがないのにね。
先生は失敗させたいのかな?
そんな事あるわけないでしょう。先生に試されているのよ。失敗は許されないわ。
円鑿方枘(えんさくほうぜい)の使い方
- 監督が代わってから、このチームは円鑿方枘で、空中分解しそうです。
- 同じ日本人で、日本語を話しているのに、どうして彼との会話は、円鑿方枘となるのだろう。
- 父と母は、円鑿方枘、今まで一緒にいられたことが奇跡です。
- 関西出身の彼女と関東出身の僕は、好みの味が違うので、円鑿方枘、食事中度々けんかになります。
- 事前に打ち合わせを行っておかないと、円鑿方枘、まとまらないでしょう。