著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

下学之功【かがくのこう】の意味と使い方や例文(類義語)

【四字熟語】
下学之功

【読み方】
かがくのこう

【意味】
手近で初歩的なことから学んで、徐々に進歩向上してゆくこと。「下学」は手近で初歩的なことを学ぶ意。

【典拠・出典】

【類義語】
下学上達(かがくじょうたつ)

下学之功(かがくのこう)の例文

健太
ともこちゃん。もうすぐテストなのに、どこが分からないのか分からないくらいに、勉強を理解していないんだ。
ともこ
それは大変ね。とりあえず、下学之功、簡単なことから始めましょう。これを解いてみて。
健太
・・・わからない。
ともこ
それは困ったわね。じゃあ一年生からやり直しましょう!

下学之功(かがくのこう)の使い方

  1. 下学之功というように、簡単な技から覚えていって、いずれ大技を覚えるんだよ。
  2. ともこちゃんは優秀だけれども、彼女だって、下学之功、急に高校生の数学が解けるようになったわけじゃないんだ。
  3. 下学之功、初心者用の問題から始めることにしました。
  4. 下学之功、基礎がちゃんとできていないと、上を目指すことはできません。
  5. 下学之功、はやく文字を書きたい気持ちはわかるけれども、鉛筆の持ち方から始めましょう。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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