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下学上達【かがくじょうたつ】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語・英語訳)

【四字熟語】
下学上達

【読み方】
かがくじょうたつ

【意味】
初歩的なことから学びはじめて、少しずつ高度な心理や哲理に到達するということ。
身近なところから学びはじめて、進歩向上していくこと。

【語源由来】
「下学」とは、手近なことを学ぶという意味。「上達」とは、高度な段階に到達するという意味。
この言葉の前には、「子曰(いわ)く、天を怨みず、人をとがめず」孔子がいうには、わたしは不運であっても天を怨まず、自分を理解してくれる者がなくても人を咎めたりしない。と、ある。

【典拠・出典】
論語』「憲問」

【類義語】
下学之功(かがくのこう)

【英語訳】
Lower study progress.
beginning one’s studies with something familiar and gradually increasing the depth of learning.

下学上達(かがくじょうたつ)の使い方

健太
ぼくはこれから、人類の始まりについて勉強しようと思っているんだ。
ともこ
とても壮大なテーマね。
健太
でも、まず何から始めたらいいのか、わからないんだ。
ともこ
健太くん、下学上達というように、身近なことから調べてみるといいと思うわ。

下学上達(かがくじょうたつ)の例文

  1. 宇宙の果てについて知りたいと思ったけれど、下学上達することによって、いつかその答えにたどり着けるだろう。
  2. 特別に学ぼうと思っていたことではないが、毎日料理をしているうちに、高度な技術を身につけることができた。これは下学上達ということだろう。
  3. 先生の話はどれもとても興味深かった。特に学問は、下学上達していくことが大切だと教えられた。
  4. どんなに素晴らしい成績を残した人も、下学上達をしたことが結果に繋がったのだろう。

まとめ

初めから高度なことを求めるのではなく、下学上達というように、身近なことから始めることによって、少しずつ高度な真理に近づくことができるのかもしれませんね。


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