【四字熟語】
夏癸殷辛
【読み方】
かきいんしん
【意味】
夏王朝の桀王と殷王朝の紂王。ともに古代の暴君。
【語源・由来】
「癸」は桀王の名。「辛」は紂王の名。「夏」、「殷」はともに王朝の名。
【典拠・出典】
張衡「東京賦」
夏癸殷辛(かきいんしん)の使い方
ともこちゃん。今の生徒会長は、夏癸殷辛だよ。リコールしてともこちゃんが生徒会長になってよ。
そうね。私も彼の横暴には目に余るものがあると思っていたのよね。
じゃあ。生徒会長になって、僕たち生徒を救ってくれるんだね。
ええ。立候補して夏癸殷辛の彼をやっつけるわ。
夏癸殷辛(かきいんしん)の例文
- 国民の意見を聞かずに憲法を改正しようとする彼は、夏癸殷辛です。
- 増税を繰り返し、民を苦しめながら、自分は優雅な生活をしていた彼は夏癸殷辛です。
- 夏癸殷辛として政治の歴史に名を残したくないので、国民に寄り添った政治を行いたいです。
- 織田信長は、夏癸殷辛だったという人もいるし、名君だったという人もいます。
- 夏癸殷辛である彼がトップに立つようになってから、恐怖ですべてを支配されるようになってしまいました。