著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

跂行喙息【きこうかいそく】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
跂行喙息

【読み方】
きこうかいそく

【意味】
動物のこと。特に、虫や鳥のたぐいをさすことば。

【語源・由来】
「跂行」は虫などがはうことや足で歩くこと。「喙息」は口で息をするものということから。

【典拠・出典】
漢書』「公孫弘伝」

跂行喙息(きこうかいそく)の使い方

ともこ
健太くん、そこで何をしているの!
健太
アリの巣に水を入れたらどうなるかなって実験をしていたんだよ。どうなると思う?
ともこ
跂行喙息、生きているものはすべて物を言うことができなくても一生懸命生きているのよ。そんな残酷なことをしてはいけないわ。
健太
そうだよね。ごめんなさい。

跂行喙息(きこうかいそく)の例文

  1. 跂行喙息、生きとし生けるもの全て、互いに影響しあって、絶妙なバランスをとり存在しています。
  2. 跂行喙息、蚊も一生懸命生きているからと言って、祖母は蚊が飛んでいても絶対に殺しません。
  3. 跂行喙息、生き物を虐待するなんてありえない許されないことです。
  4. 跂行喙息、懸命に生きる虫と虫を嫌う人間が共存できる世界を考えたいと彼は望んでいます。
  5. 跂行喙息、生き物全て、大きさや形は違えど命は平等に尊いものです。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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