【四字熟語】
九鼎大呂
【読み方】
きゅうていたいりょ
【意味】
貴重なもの、重い地位、名望などのたとえ。
【語源・由来】
「九鼎」は夏の禹王が中国の全土から献上させた、九つの鼎(かなえ)。「大呂」は周王朝の大廟に供えた大きな鐘。どちらも非常に価値のある珍しい物のたとえであることから。
【典拠・出典】
『史記』「平原君伝」
【類義語】
・一言九鼎(いちげんきゅうてい)
九鼎大呂(きゅうていたいりょ)の使い方
聖書って弟子がイエス・キリストの言葉を書き写したものばかりだよね。
そうね。イエス・キリストが書いたものって無いわね。
弟子たちは、イエス・キリストの言葉を九鼎大呂だと思って、忘れない様にメモしたんだろうね。
健太くんも授業中、眠ってばかりいないで、先生にここは重要だぞと言われた箇所くらいは、ノートに書き写したほうが良いわよ。
九鼎大呂(きゅうていたいりょ)の例文
- 九鼎大呂を得るために頑張っているわけではありません。
- これが、九鼎大呂だとは知らずに捨ててしまいました。
- 九鼎大呂を得ることはありませんでしたが、良き妻を得たので幸せでした。
- これはただの千円札ではなく、九鼎大呂、紙幣の番号が7のぞろ目です。
- 彼は、わが社にとって九鼎大呂、必要不可欠な社員でした。