著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

連鎖反応【れんさはんのう】の意味と使い方や例文

【四字熟語】
連鎖反応

【読み方】
れんさはんのう

【意味】
ある反応における生成物や副産物が新たに同種の反応を引き起こし、結果的に反応が繰り返しで連続して進行する状態。
また、一つの出来事がきっかけとなり、次々に関連して出来事が生じること。

【典拠・出典】

連鎖反応(れんさはんのう)の使い方

健太
今年も八月六日がやって来たね。
ともこ
そうね。広島に原子爆弾が落とされた悲しい日よね。
健太
原子爆弾は、核分裂の連鎖反応を瞬間的に起こさせるんだよね。都市を壊滅させるんだからすごい力だ。
ともこ
ええ。もう二度と核兵器が使われることが無いように、広島から世界平和の連鎖反応が起きることを祈っているわ。

連鎖反応(れんさはんのう)の例文

  1. 一回の失敗から、自分は何をしてもだめだという、負の思考の連鎖反応が起こることがあります。
  2. あの事件が起こってから、連鎖反応のように全国で同じような事件が起こり始めました。
  3. 都市銀行が倒産し、連鎖反応で、取引のあった大企業が数多く倒産しました。
  4. 一人の赤ん坊が泣きだすと、連鎖反応のように周りの赤ん坊も泣きだしました。
  5. 火が燃焼し続けるには、連鎖反応を生み出すために、酸素が連続的に供給される必要があります。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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