著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

時節到来【じせつとうらい】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【四字熟語】
時節到来

【読み方】
じせつとうらい

【意味】
待ちかねていた好機がやってくること。ちょうどよい機会に恵まれること。

【語源・由来】
「時節」はよい機会のことで、時節が到来するということから。

【典拠・出典】

【類義語】
好機到来(こうきとうらい)
時機到来(じきとうらい)

時節到来(じせつとうらい)の使い方

健太
ともこちゃん。ニュースを見た?今なら円高だよ。時節到来だ。
ともこ
まあ。やっと円高がやってきたわ。ずっと長らく円安だったものね。
健太
そうだよ待ちに待った円高だ。さあ、時節到来、海外旅行へ行こう!
ともこ
時節到来を待って、早数年、海外で安くかばんを買ってくるぞー!

時節到来(じせつとうらい)の例文

  1. 商売は、焦らず時節到来を待つことが大事ですよ。
  2. 草花の芽は、時節到来を待ちかねるかのように膨らんで、いまにもはじけそうになっています。
  3. 今は、じっと我慢の子、資金をためて時節到来を待とうじゃないですか。
  4. 相手チームが仲間割れをし始めた、時節到来、鉄壁の守備が破れている今、攻撃を仕掛けるチャンスです。
  5. 花見の時節到来を首を長くして待っていたのに、咲いた瞬間、花散らしの雨が降り、散ってしまいました。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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