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参商之隔【しんしょうのへだて】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語)

【四字熟語】
参商之隔

【読み方】
しんしょうのへだて

【意味】
遠く離れて会うことのないたとえ。また夫婦や兄弟の別離や仲たがいのたとえ。

【語源・由来】
杜甫の詩より。「参」は参星(しんせい)(オリオン座の星)。「商」は商星(さそり座の星)。参星は西方に商星は東方にあって同時に空に現れないことからいう。高辛氏の二子の閼伯と実沈が争いばかりするので遠く住まわせ、それぞれ商星と参星をつかさどらせた故事から、兄弟の仲たがいのたとえ(「春秋左氏伝」昭公元年)。

【典拠・出典】
杜甫「贈衛八処士」

【類義語】
燕雁代飛(えんがんだいひ)

参商之隔(しんしょうのへだて)の使い方

ともこ
健太くんの家には離れがあるわよね。何のためにあるの?
健太
昔、父さんと兄弟のおじさんが参商之隔、仲たがいしたことがあって、あまりにひどいから離れを建てたんだって。
ともこ
へえ。何でそんなことになってしまったのかしらね。
健太
同じ女性を好きになってしまったみたいよ。父さんにもそんな時代があったんだね。

参商之隔(しんしょうのへだて)の例文

  1. 結婚した時は、まさか参商之隔の時が来るなんて思いもしなかった。
  2. 相続の問題があってから、あの兄弟は参商之隔、一度も顔を合わせてないんじゃないかな。
  3. あんなに仲が良かったのに、参商之隔となるなんて、一寸先は闇よね。
  4. 海外に留学したともこちゃんとは、参商之隔、なかなか会うことができません。
  5. 参商之隔というように、彼女とは物理的に距離があるけれども、心は側にいます。

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