著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

犬猿之仲【けんえんのなか】の意味と使い方や例文(語源由来)

犬猿之仲

【四字熟語】
犬猿之仲

【読み方】
けんえんのなか

【意味】
互いの仲が非常に悪いこと。

【語源・由来】
昔から日本では犬と猿は相性が悪いとされていることから。日本独特のことば。

【典拠・出典】

犬猿之仲(けんえんのなか)の使い方

ともこ
健太くん。またあの子と喧嘩をしてきたの?よく飽きないわねえ。
健太
あいつとは犬猿之仲だから、顔を合わせない様にしているのに、トイレで会ってしまったんだよ。
ともこ
何であの子とそんなに仲が悪くなったの?
健太
何でだっけ?まあ、とにかく、何で仲が悪いのか忘れるくらいに、昔から仲が悪いんだ。

犬猿之仲(けんえんのなか)の例文

  1. 犬猿之仲のあの二人が同じクラスだなんて、先が思いやられるなあ。
  2. 犬猿之仲の酒屋と本屋の一人っ子同士が結婚するらしいんだけど、どっちの家を継ぐのかみんな興味津々です。
  3. あの二人が犬猿之仲であるせいで、周りがとても迷惑を感じているから、ともこちゃんが間に入って仲裁をしてくれないかな?
  4. 彼らは昔から犬猿之仲で、同じ部屋にいても、目を合わせようともしません。
  5. 彼らは多分、意地っ張りでプライドが高いという性格が、とてもよく似ているから犬猿之仲なんだと思います。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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