【四字熟語】
一球入魂
【読み方】
いっきゅうにゅうこん
【意味】
悔いなき一球を投ずること。
主に野球の試合において一球一球に全力を投入して悔いの残らない投球やプレイをすること。
油断や手抜きを一切せず、自分の持っている能力のすべてを全力で発揮すること。
【語源・由来】
野球から生まれた造語で、「入魂」は物事に魂を込めることや全神経を傾けることです。
学生野球の父と呼ばれる飛田穂洲(とびたすいしゅう)が、野球に取り組む姿勢を表した言葉といわれます。
補足 飛田穂洲(とびたすいしゅう)とは、1886年(明治19年)12月1日生まれの茨城県出身の野球選手(内野手)、学生野球指導者、野球評論家。本名は飛田 忠順(とびたただより、とびたちゅうじゅん)。
日本の学生野球の発展に多大な貢献をしたことから、学生野球の父と呼ばれます。
日本の学生野球の発展に多大な貢献をしたことから、学生野球の父と呼ばれます。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・全力投球(ぜんりょくとうきゅう)
【英語訳】
One pitch of consecration
One sphere is intimate
One ball intimacy
Every pitch with all one’s heart
一球入魂(いっきゅうにゅうこん)の使い方
でも、うちのエースは最後の最後まで頑張ってたよね。
特に最後の投球はまさに一球入魂だったよ。
特に最後の投球はまさに一球入魂だったよ。
ピッチャーが1人しかいないにも関わらず、全試合に投げていたもんね。
また来年がっばってほしいね!
一球入魂(いっきゅうにゅうこん)の例文
- 敗北したあのピッチャーの素晴らしさは、常に一球入魂を心がけているということでしょう。
- 何事も一球入魂の精神で打ち込めば、例え負けたとしても悔いは残らないものだ。
- 甲子園決勝戦での最後の球は、彼が持っている全ての能力と気持ちをぶつけた、一球入魂の投球だった。
残念!