【四字熟語】
騎虎之勢
【読み方】
きこのいきおい
【意味】
物事にはずみがついて、途中でやめられないことのたとえ。
【語源・由来】
「騎虎」は虎に乗ること。虎に乗った者は、降りると虎に食べられてしまうので、乗り続けるしかないという意味から。
【典拠・出典】
「隋書」后妃・独孤皇后伝
【類義語】
・騎獣之勢(きじゅうのいきおい)
騎虎之勢(きこのいきおい)の使い方
うわっ。人が集まりすぎじゃないの?このままじゃけが人が出たりしないかしら?
かといって、騎虎之勢の今、中止すると大ブーイングになるだろうから、このままイベント開始まで待つしかないよ。
そうよね。でも、やっぱり危ないから、押し合ったしないように声はかけたほうが良いと思うわ。
そうだね。よしっ。みんなで声をかけに行こう。
騎虎之勢(きこのいきおい)の例文
- 執筆中に騎虎之勢になると、だれも彼を止めることはできませんよ。
- 今の健太くんは騎虎之勢だから、聞く耳を持たないでしょう。
- 騎虎之勢で上がり続ける株式相場で、売る勇気が出ません。
- 騎虎之勢、今更引っ込みがつかない。
- あの企業の業績は、ノリに乗っていて、止まるところを知らない騎虎之勢です。