【四字熟語】
談虎色変
【読み方】
だんこしきへん
【意味】
実際に経験したことがある者だけが真実を知っているということ。また、恐ろしい話を聞いただけで、顔色を変えて緊張することをいう。「虎を談じて色変ず」とも読む。
【語源・由来】
実際に虎に襲われたことがある人は、虎という言葉を聞くと、その恐怖を思い出して顔色が変わるという意味から。
【典拠・出典】
『程子遺書』「二」
談虎色変(だんこしきへん)の使い方
ともこちゃん。あのお化け屋敷に入ったんでしょう?おもしろかった?こわかった?
談虎色変、入った者のみぞ知る。入ってごらんなさいよ。
ええー。こわいよー。
でも興味があるんでしょう?期間限定だから、入らないと後悔するわよー。
談虎色変(だんこしきへん)の例文
- 怪談を聞いていた健太くんは、談虎色変しました。
- 病名を告げられた患者は、ショックのあまり談虎色変しました。
- がんの辛さは、談虎色変、がんになった人だけが知っています。
- 談虎色変と言いますが、戦争を体験した人だけがそのむごさや恐ろしさを知っています。
- 本からの知識だけじゃだめ、談虎色変といように、体験しないとわからないことってあるよ。