著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

杯盤狼藉【はいばんろうぜき】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語)

【四字熟語】
杯盤狼藉

【読み方】
はいばんろうぜき

【意味】
酒宴が終わったあと、杯や皿が散らかっているさま。

【語源・由来】
「杯盤」は、杯や皿。「狼藉」は、狼が草を踏み荒らして寝る習性があることから、物が散乱していること。

【典拠・出典】
史記

【類義語】
落花狼藉(らっかろうぜき)

杯盤狼藉(はいばんろうぜき)の使い方

健太
うわあ。杯盤狼藉だねえ。
ともこ
本当にすごいわね。食い散らかすとはこういうことをいうのね。
健太
片づける人の事を全く考えていないね。
ともこ
少しだけでも考えてほしかったわね。

杯盤狼藉(はいばんろうぜき)の例文

  1. 酔っ払い同士がけんかをして、店の中が杯盤狼藉です。
  2. さっきまで、団体客がいて杯盤狼藉だけど、すぐに片づけて席を作りますね。
  3. この杯盤狼藉っぷりを見ると、片づける気が失せるけれども、明日に回すと汚れが落ちにくくなるから、さっさと片付けてしまいましょう。
  4. テーブルの上が杯盤狼藉、よく食べよく飲む客でしたね
  5. 杯盤狼藉、片付けが大変だけど、楽しんでくれたならまあいいか。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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