【四字熟語】
十羊九牧
【読み方】
じゅうようきゅうぼく
【意味】
十頭の羊に九人の羊飼いがいる。余計な人員。特に役人が多すぎることにいう。
【典拠・出典】
『隋書』「楊尚希伝」
十羊九牧（じゅうようきゅうぼく）の使い方
今、議員の数を減らそうって話し合いをしているよね。
そうね。どんどん日本の人口が減っているのに、議員数がそのままだと十羊九牧よね。
でも、議員が自分たちの議席を自分の手で削減することができるかなあ。
自分で自分の首を絞めるようなものだからしないでしょうね。
十羊九牧（じゅうようきゅうぼく）の例文
- ２０３０年には、日本の人口は減ることがわかっている、十羊九牧、肝要なものは残し、それ以外は思い切って廃止しなくてはいけない。
- 十羊九牧なのに、議員に議員定数を決めさせると、いわゆるお手盛りになります。
- 住民が減った村で、十羊九牧だということで議会を廃止した村があります。
- 十羊九牧の状態だと、税金の無駄遣いになるだけです。
- 役人の多くの仕事はIT化できるものなので、今の状況は十羊九牧、もっと効率化を進め、役人の数を減らすべきでしょう。
