【四字熟語】
肉袒牽羊
【読み方】
にくたんけんよう
【意味】
降伏して相手に服従し、臣僕となることを請願すること。肌を脱ぎ、上半身裸になって羊をひく意。
【語源・由来】
「肉袒」は肌を脱ぎ、上半身をあらわにすること。降伏・謝罪の意。「牽羊」は羊をひいていくこと。料理人として相手に仕え、しもべとなることを請う意。
【典拠・出典】
『春秋左氏伝』「宣公一二年」
【類義語】
・肉袒面縛(にくたんめんばく)
肉袒牽羊(にくたんけんよう)の使い方
健太くん。いつも健太くんに下僕のように従っている子は、健太くんのことをライバル視していた子じゃないの?
そうなんだ。空手で勝負をつけようという話になって、僕の力を思い知ったらしく、肉袒牽羊、弟子にしてくれって頼まれたんだ。
へえ。健太くんの弟子ねえ。道を誤らないと良いけど。
大丈夫に決まっているじゃないか。
肉袒牽羊(にくたんけんよう)の例文
- 完敗だ、肉袒牽羊、門下生として学ばせてください。
- 肉袒牽羊、今までの無礼を許して家臣にしてほしい。
- 思いあがっていた自分に気が付くことが出来た、肉袒牽羊、あなたの家来になりたい。
- 肉袒牽羊、世界にはこんなに強い人がいたとは、ぜひ、あなたの下で一から学びなおさせていただきたい。
- 健太様にはかないません、肉袒牽羊、今日から臣下にしてほしい。