【四字熟語】
馬牛襟裾
【読み方】
ばぎゅうきんきょ
【意味】
学識のない者、礼儀知らずな者をののしっていう語。馬や牛が人の衣服を着たようなものという意から。
【語源・由来】
「襟裾」はえりとすそ。転じて、衣服を着ること。
【典拠・出典】
韓愈「符読書城南」
馬牛襟裾(ばぎゅうきんきょ)の使い方
相手が芸能人だからって、許可なく携帯電話のカメラを向ける行為はどうなんだろうね。
そうね。そういう人は、馬牛襟裾よね。
携帯電話が世の中に広く使われるようになってから、礼儀をわきまえない人が増えたよね。
便利さを得た半面、日本人の良き心が失われたわよね。
馬牛襟裾(ばぎゅうきんきょ)の例文
- 結婚式に白いドレスで参加するなんて、君は馬牛襟裾、せめてショールを羽織って目立たない様にしなさい。
- イベント会場の花を勝手に抜いていく馬牛襟裾が増えているそうです。
- 静かなカフェで携帯電話で大声で通話を始める人は、馬牛襟裾、許しがたい。
- お茶席に裸足にサンダルで来るなんて、馬牛襟裾、今すぐ帰りなさい。
- 日本には馬牛襟裾、教養のない小金持ちが増えたもんだ。