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車轍馬跡【しゃてつばせき】の意味と使い方や例文(出典)

【四字熟語】
車轍馬跡

【読み方】
しゃてつばせき

【意味】
車や馬の通り過ぎた跡。天子などの巡遊した跡。

「車轍」は通った跡に残る車輪の跡。「馬跡」は馬が通った跡に残る蹄の跡のこと。

【典拠・出典】
春秋左氏伝」昭公一二年

車轍馬跡(しゃてつばせき)の使い方

健太
衆議院選挙で全国を車轍馬跡した距離の総計で、一番すごかった党首が、15000kmだったんだって。
ともこ
すごいわね。学校のマラソン大会が5kmでしょう?15000kmだなんて想像もつかないわ。
健太
こんなに移動して応援していたら、きっと声が枯れてでなくなるよね。
ともこ
そうね。距離と比例して議席がとれたら本望でしょうね。

車轍馬跡(しゃてつばせき)の例文

  1. 北海道から沖縄まで支援を求めて車轍馬跡しました。
  2. 車轍馬跡の労を厭うた党首から人心が離れていきました。
  3. 車轍馬跡の途中でこの町にも首相が来るようですよ。
  4. 敵地を重点的に車轍馬跡しました。
  5. 隅から隅まで車轍馬跡し、自分たちの考えを訴えかけました。
ABOUT US
北澤篤史サイト責任者
ことわざ・漢字熟語の専門家、ことわざ学会理事。2025年度ことわざ研究奨励賞受賞。著書に『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる すごいことわざ図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる おもしろい四字熟語図鑑』(共に講談社)がある。ことわざ学会研究フォーラムでは、「備えあれば憂いなし:ことわざを通して意識づける災害時の命を守る知恵」「WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか」などをテーマに研究報告を行う。

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