著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』『マンガでわかる すごい!ことわざ図鑑〈試験に出る〉』を講談社より出版

白虹貫日【はくこうかんじつ】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
白虹貫日

「白虹日を貫く」と訓読する。

【読み方】
はくこうかんじつ

「はっこうかんじつ」とも読む。

【意味】
白色の虹が太陽を貫く現象。真心が天に通じたときに現れるという。また、君主(太陽)が兵(白色の虹)に危害を加えられる兆候、革命の起きる前兆を表すともいう。

【語源・由来】
「白虹」は、白い色の虹。「貫日」は、太陽を貫く。

【典拠・出典】
戦国策』「魏策」

白虹貫日(はくこうかんじつ)の使い方

ともこ
健太くん。空を見て。白虹貫日よ。
健太
やった。真心が天に通じたぞ。
ともこ
白虹貫日の不穏な気配かもしれないわよ。
健太
もしかして後輩に危害を加えられる?身に覚えがないよ。

白虹貫日(はくこうかんじつ)の例文

  1. ともこちゃんは、白虹貫日に不吉な気配を感じた。
  2. 独裁者の健太くんに、白虹貫日の気配が漂っている。
  3. 白虹貫日の気配あり、国家転覆の危機だ。
  4. 白虹貫日とは、不祥だ。
  5. 健太くんが生まれた日、白虹貫日があらわれたのは、吉兆だったのか、凶兆だったのか。
ABOUT US
北澤篤史サイト運営者
1984年(昭和59年)、大阪府生まれ。言葉への関心が高じ、「ことわざ」「漢字」「四字熟語」をテーマに複数のウェブサイトを立ち上げる。これらのサイトは、小中学校の教材として利用されるほか、単語カードやタイピングゲームなど多様な形で活用されている。元消防士で、現在は防災士として防災普及にも取り組む。ことわざ学会研究フォーラムでは、「備えあれば憂いなし:ことわざを通して意識づける災害時の命を守る知恵」「WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか」などをテーマに研究報告を行う。著書に『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社)、『マンガでわかる すごい!ことわざ図鑑〈試験に出る〉』(講談社)がある。

四字熟語の逆引き検索



error: 右クリックは無効です。