【四字熟語】
竜跳虎臥
【読み方】
りょうちょうこが
「りゅうちょうこが」とも読む。
【意味】
筆勢が何の束縛も受けず、縦横自在で、さまざまな字様を駆使していること。竜が天に向かって身を躍らせて跳び上がったり、とらが大地にからだを伏せる様子を筆の勢いに比喩したもの。
【典拠・出典】
『法書要録』哀昂『古今書評』
竜跳虎臥(りょうちょうこが)の使い方
健太くんの「元気」という文字は、竜跳虎臥ね。本当に元気いっぱいな字で、とてもいいわ。
本当?先生に、上手に書こうと思わずに、元気よく書きなさいって言われたんだ。
先生の言う通りだわ。健太くんの元気の良さがのびとびとした字から伝わってくるもの。
僕は天才書道家になることが出来るかもしれないぞ!
竜跳虎臥(りょうちょうこが)の例文
- 今日のともこちゃんは調子が良いようで、書く文字すべてが、竜跳虎臥、生き生きとしています。
- 著名な人が揮毫したわが校の校訓は、竜跳虎臥、校風通りのびのびとしています。
- 子供の書いた文字は、竜跳虎臥、とても素直でいい文字です。
- この字は竜跳虎臥、自由で見ているだけで元気になる字だから、これを金賞にしましょう。
- 彼女が書く字は、お手本通りではないけれど、竜跳虎臥、のびのびしていて実にいい。