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雲蒸竜変【うんじょうりゅうへん】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語)

【四字熟語】
雲蒸竜変

(雲蒸龍変)とも書く。

【読み方】
うんじょうりゅうへん

【意味】
英雄・豪傑が機会を得て世に出るたとえ。

【語源・由来】
雲が巻き起るとともに、蛇が竜に変じて天に昇る意。
「尺寸の柄を摂るを得れば、それ雲蒸竜変し、その度に会するところあらんと欲す」。

【典拠・出典】
史記』「彭越伝・賛」

【類義語】
飛竜乗雲(ひりょうじょううん)

雲蒸竜変(うんじょうりゅうへん)の使い方

ともこ
この前貸した「ヤンの冒険」って本、読んだ?
健太
うん。読んだよ。
すごく面白かった。
ともこ
面白いよね!特に主人公のヤンが法によって捕らえられていたけど、今までの努力や行いでヤンは市民に信頼されていて、市民が反乱を起こしてヤンが国を動かす人物になるっていうところ!!
まさに、雲蒸竜変!!希望に満ちあふれていて元気が出る!
続編では不穏な動きがあるみたいなんだけど・・・。
また続編がでたら貸すね!
健太
ありがとう!!(ともこちゃんの長い話。いつもならうんざりするんだけど、これは聞いていられる。面白い本や漫画を貸してくれるし、最高!!)

雲蒸竜変(うんじょうりゅうへん)の例文

  1. 彼は長い間日の目を見なかったが、ついにこの時がきた。絶好のチャンスだ。彼は後に、国を動かす人物となる。雲蒸竜変である。
  2. 彼女は雲蒸竜変、未来を変えるような人物が現れることを心待ちにしている。
  3. 彼は雲蒸竜変、いつか転機が訪れることを信じて、努力し続けている。
  4. 雲蒸竜変を夢見ているのだが、今のところ、そのようなことが起こる気配はいっこうにない。
  5. 雲蒸竜変、英雄たちの活躍によって、民はどれだけ救われたことか。

まとめ

世の英雄たちもみんなが最初から活躍できる状況にあったわけではありません。地道な努力と冷静な判断力が必要です。絶好のチャンスを待ち、機会を得て、今までの努力が報われる時がくるということもあるのです。目の前の結果ばかりを求めてうまくいかずに焦ってしまった時、一旦そのことから離れて、広い視野で物事を見つめることも重要なことだと思います。


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