【四字熟語】
懸腕枕腕
【読み方】
けんわんちんわん
【意味】
書道の腕法の一。ひじを脇から離し、腕を宙に浮かせるようにして字を書くこと。大きな字を書くのに適する。
【典拠・出典】
『古今法書苑』
【類義語】
・懸腕直筆(けんわんちょくひつ)
懸腕枕腕(けんわんちんわん)の使い方
うーん。何枚書いてもうまくいかないなあ。何でかなあ?
書き初めのような大きな文字を書くときは、懸腕枕腕で書くと良いわよ。健太くんが習っている空手も基本を大事にするでしょう?書道も一緒よ。
なるほどー。よしっ。書いてみよう!
あら、良いじゃない。見違えるように良くなったわ。
懸腕枕腕(けんわんちんわん)の例文
- 懸腕枕腕を気にしながら書いたら、入賞することができました。
- 大きい文字には懸腕枕腕を小さい字を書く時は提腕法、枕腕法と使い分けるといいですよ。
- 懸腕枕腕を守って書くと生き生きとした字になりました。
- 硬筆とは違って、毛筆は懸腕枕腕でまっすぐに筆をもって思いっきり書いてみましょう。
- 手本を見ることも大事だけど、懸腕枕腕を気を付けると楽しく伸び伸びと書けるかもしれません。