講談社より『マンガでわかる おもしろ四字熟語図鑑 〈試験に出る〉』が出版されました!詳細はこちら

嚆矢濫觴【こうしらんしょう】の意味と使い方や例文(語源由来)

【四字熟語】
嚆矢濫觴

【読み方】
こうしらんしょう

【意味】
物事のはじまり、おこり。

【語源・由来】
「嚆矢」はかぶら矢の意。転じて、物事の始まり。「濫觴」は川の源の意。転じて、物事の初め。「觴」はさかずきのこと。どちらも事の起こり、始まりを意味する言葉で、同じ意味の言葉を重ねて強調した言葉。

【典拠・出典】

嚆矢濫觴(こうしらんしょう)の使い方

ともこ
もうすぐ11月ね。そういえば七五三の嚆矢濫觴って何なのかしら?
健太
徳川家の徳川綱吉の長男綱松の健康を祈ったのが嚆矢濫觴なんだって。
ともこ
へえ。関東のお祝いだったのね。知らなかったわ。
健太
嚆矢濫觴を知ると面白いことがたくさんあるよね。

嚆矢濫觴(こうしらんしょう)の例文

  1. 嚆矢濫觴は、健太くんがともこちゃんを怒らせたことからなんです。
  2. 嚆矢濫觴からここで働いています。
  3. 嚆矢濫觴からかかわっていた事件だったので、退職してからも気になっていたんです。
  4. 健太くんには、社会に出て嚆矢濫觴の頃から気にかけてもらっているんです。
  5. この学校の嚆矢濫觴は150年前にさかのぼります。
ABOUT US
北澤篤史サイト責任者
ことわざ・漢字熟語の専門家、ことわざ学会理事。2025年度ことわざ研究奨励賞受賞。著書に『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる すごいことわざ図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる おもしろい四字熟語図鑑』(共に講談社)がある。ことわざ学会研究フォーラムでは、「備えあれば憂いなし:ことわざを通して意識づける災害時の命を守る知恵」「WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか」などをテーマに研究報告を行う。

四字熟語の逆引き検索



error: 右クリックは無効です。