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鉤心闘角【こうしんとうかく】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
鉤心闘角

【読み方】
こうしんとうかく

【意味】
建物が高く並び立ち、びっしりと密集している形容。鉤形にそりかえった屋根が中心に集まり、角のような軒先が隣と争っているようなさま。また、注意して心を配ることのたとえとしても用いる。

【語源・由来】
「鉤心」は車軸ということから、屋根の中心が集まっているところをいう。「闘角」は角を突き合わせて戦うこと。
かぎの形をした屋根が集中し、屋根の軒先が接していて、角を突き合わせて闘っているように見えるという意から。

【典拠・出典】
杜牧「阿房宮賦」

鉤心闘角(こうしんとうかく)の使い方

健太
新宿は鉤心闘角だね。高層ビルばかりだ。
ともこ
高層ビルの数とゲリラ豪雨の回数が正比例しているっていう噂があるわよね。
健太
へえ。天気に影響を与えるって、神様の域だよね。これ以上高層になると、いつかバベルの塔みたいに神罰が下るのかな。
ともこ
下るでしょうね。

鉤心闘角(こうしんとうかく)の例文

  1. 一休さんは、得意の頓智を使って、悪い人間と鉤心闘角する話でした。
  2. 全国高等学校クイズ選手権は、あつい鉤心闘角が繰り広げられます。
  3. 駅から出るとそこは、鉤心闘角で、空が見えない位たくさんのビルが建っていました。
  4. 雨後のたけのこのように、この辺りは、戦後、ビルがにょきにょき建ち、鉤心闘角となりました。
  5. ともこちゃんとなぞなぞの鉤心闘角をしましたが、完敗でした。

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