著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

古往今来【こおうこんらい】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語)

【四字熟語】
古往今来

略して「古今」ともいう。

【読み方】
こおうこんらい

「こおうきんらい」とも読む。

【意味】
昔から今に至るまでということ。昔から。

【語源・由来】
「古往」は昔という意味。「今来」は今までという意味。

【典拠・出典】
文選』潘岳「西征賦」

【類義語】
往古来今(おうこらいこん)
・今来古往(こんらいこおう)

古往今来(こおうこんらい)の使い方

健太
あれっ。昔ここに駄菓子屋さんがあったんじゃなかったっけ?優しいおばあさんがやっていた店だよ。
ともこ
古往今来、この辺りには駄菓子屋さんなんてなかったわよ。
健太
ええっ。本当に?僕の勘違いかなあ。
ともこ
小さいころよく遊びに行っていたおじいちゃんの家の辺りと勘違いしているんじゃないの?

古往今来(こおうこんらい)の例文

  1. 古往今来、このケヤキの木はこの学校を見守ってくれています。
  2. 古往今来、石川県と富山県は仲が悪いんです。
  3. 学校というシステムが始まってから、古往今来、いじめがゼロになったことはありません。
  4. 古往今来、人々は戦いながらも平和を求めてきました。
  5. 僕の人生で、古往今来、こんな体験をしたことはなかった。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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