【四字熟語】
黒歯彫題
「黒歯雕題」とも書く。
【読み方】
こくしちょうだい
【意味】
おはぐろをした歯と入れ墨をした額のこと。
【語源・由来】
「黒歯」は黒くそめた歯のこと。「題」は額のこと。「彫題」は、入れ墨をした額のこと。
【典拠・出典】
『楚辞』「招魂」
【類義語】
・彫題黒歯(ちょうだいこくし)
黒歯彫題(こくしちょうだい)の使い方
彼は、黒歯彫題をしているからあの民族の末裔だね。
そうね。間違いないでしょうね。
おはぐろって日本人もしていたんだよね。
そうなのよ。おはぐろが美しかったんですって。同じ日本人でも理解できないわよね。おはぐろの文化が廃れてくれてよかったわ。
黒歯彫題(こくしちょうだい)の例文
- この民族では、少年が大人になった証に黒歯彫題することになっています。
- 久しぶりに会ったその少女は、黒歯彫題していて、大人の女性になっていました。
- その民族の仲間になった証として、酋長が黒歯彫題を施してくれました。
- 旅の途中、黒歯彫題している人に出会いましたが、とても神々しく気高く見えました。
- 黒歯彫題は昔の中国のある民族がしていた風習ですが、今の中国の人はしていませんね。