【四字熟語】
三分鼎足
【読み方】
さんぶんていそく
日本漢字能力検定
準1級【意味】
鼎の足のように天下を三分して三つの国が並び立つこと。
【語源・由来】
『史記』「淮陰侯伝」より。「鼎」は三本の足のある器で、三本の脚のバランスで立っている。
【類義語】
・三者鼎立(さんしゃていりつ)
・三分鼎立(さんぶんていりつ)
三分鼎足(さんぶんていそく)の使い方

この時代は、中国は三分鼎足していたんだって。

あっ。魏・呉・蜀の三国が争っていた時代ね。

そうだよ。劉備、諸葛亮、関羽と今でも人気のある人たちが生きていた時代だよ。

うわあ。私もその時代に生まれて同じ空気を吸いたかったわ。
三分鼎足(さんぶんていそく)の例文
- 何とか手を打たなければ、このままでは日本が三分鼎足しかねない。
- 三分鼎足していた国を一つにまとめたのが、健太くんのおじいさんなんですよ。
- いつまでも三分鼎足していては、三国が争っているその隙に、大国に漁夫の利のように奪われるかもしれない。
- 三分鼎足していた国が手を取り合って、連合国を作りました。
- 三人の豪族が権力を奪い合い、この国は三分鼎足しそうになっています。