【四字熟語】
雌伏雄飛
【読み方】
しふくゆうひ
【意味】
将来を期して人につき従い、やがて盛んに活躍すること。
【語源・由来】
「雌伏」は雌鳥が雄鳥に従い伏すことから、将来の活躍を期して人につき従うという意味。「雄飛」は雄鳥が飛ぶように、雄雄しく飛び立つことをいう。
【典拠・出典】
『後漢書』「趙典伝」
【類義語】
・戢鱗潜翼(しゅうりんせんよく)
雌伏雄飛(しふくゆうひ)の使い方
空手部の新しい部長が決まったのね。健太くんが部長になるんだと思っていたわ。
雌伏雄飛というように、活躍の舞台が整うまで待っているんだよ。僕は眠れる獅子なんだ。
へえ。健太くんだったら、卒業したことにも気がつかないまま眠っていそう。
確かに・・・。って、そんなことあるかい。
雌伏雄飛(しふくゆうひ)の例文
- レギュラー入りしなかったのは、チームを救う秘密兵器として、雌伏雄飛を期していたまでです。
- 世界に輝かしくデビューするために、雌伏雄飛を期していたのです。
- ともこちゃんほどの子が今まで表舞台に出てこなかっただなんて、雌伏雄飛を期していたのかな。
- 彼は大人しく上役のいうことを聞いていますが、雌伏雄飛を期しているだけで野心はあると思います。
- クーデターを起こすべき日まで雌伏雄飛を期していました。