【四字熟語】
鏃礪括羽
【読み方】
ぞくれいかつう
【意味】
学識を磨いて、世に役立つ人材になること。
【語源・由来】
「鏃礪」は鏃(矢の先端につけるとがったもの)を研ぐこと。「括羽」は矢はず(矢をつがえるところ)と鳥羽の意味。竹に研いだ鏃をつけ、さらに矢はずと鳥羽をつけて鋭い矢にすることから、学問や知識を身につけることをいう。
【典拠・出典】
『説苑』「建本」
鏃礪括羽(ぞくれいかつう)の使い方
何のために勉強をするのかな。
鏃礪括羽というような立派な大人になるためよ。
今学んでいることは大人になった時に役に立つのかな?
役に立つわよ。例えば、健太くんが習っている空手なんだけど、物理は効率的に蹴りをいれる角度を考えることができるし、空手道場を開くときは算数や数学が必要でしょう?生徒を指導するには、国語や道徳が必要。無駄なことはないわ。
鏃礪括羽(ぞくれいかつう)の例文
- 鏃礪括羽というような、父に認められるような人間になりたいです。
- 大学院に進み、鏃礪括羽となり、病のせいで困っている人たちを助けたい。
- 鏃礪括羽というような大人になりたいから、もっと上の学校に進みたい。
- 過疎化したこの町を活性化するため、鏃礪括羽というような人物になるためにもっと学ぶ必要がある。
- 留学して学んで帰ってきた健太くんは、鏃礪括羽というように立派な男性になっていました。