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君子豹変【くんしひょうへん】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語・対義語・英語訳)

【四字熟語】
君子豹変

【読み方】
くんしひょうへん

【意味】
考えや態度を変えること。

【語源・由来】
本来、君子は過失をすぐに改めるというよい意味だったが、現在は、変わり身の早さに対する非難として多く用いられる。「君子」は人格者。「豹変」は豹の毛の模様の濃淡が季節によって変わること。

「君子は豹変す」とも読む。

【典拠・出典】
易経』「革卦」

【類義語】
大人虎変(たいじんこへん)
大賢虎変(たいけんこへん)

【対義語】
・小人革面(しょうじんかくめん)

【英語訳】
A wise man changes his mind,a fool never.
The wise man adapts himself to any conditions.


君子豹変(くんしひょうへん)の使い方

健太
もう部活の先輩の態度にはイライラさせられるよ!
ともこ
そんなの怒っていったいどうしたの?
健太
その先輩は、準備のリーダーなんだけど、僕たちの前ではとても偉そうで指示してくるのに、顧問の先生がその指示を訂正するとコロッと豹変して僕たちに指示するんだ。
ともこ
まさに君子豹変す、だね。そんな先輩だとみんなついていかないわ。

君子豹変(くんしひょうへん)の例文

  1. 最近の政治家は、すぐに発言を訂正したり謝罪したり、まさに君子豹変す、だね。
  2. 私の兄は、父の前ではおとなしいが母の前では高圧的で君子豹変している。
  3. もう別れたいと言ったとたん、彼は君子豹変し、私に謝罪し始めた。
  4. 君子豹変し、コロコロ態度を変える人よりも、しっかりと自分の考えを持つ人の方が断然魅力的だ。
  5. あんなに世界平和を言っていた彼が君子豹変し、国家転覆を狙うテロリストになるとは、誰も想像できなかっただろう。

まとめ

「君子は豹変す」という言葉は、昔はよい意味で使用されていたが、今は悪い意味で使用されることが多い。したがって相手を怒らせてしまわないようにしなければならない。この四字熟語を使用する時には、注意しよう。


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