著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

駑馬十駕【どばじゅうが】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語)

【四字熟語】
駑馬十駕

【読み方】
どばじゅうが

【意味】
才能のない者でも、たえず努力すれば才能のある人に肩を並べることができるということ。駑馬が十日間車をひいて走ること。

【語源・由来】
「駑馬」はのろい馬。「駕」は馬に車を付けて走ること。

【典拠・出典】
荀子』「脩身」

【類義語】
跛鼈千里(はべつ(も)せんり)

駑馬十駕(どばじゅうが)の使い方

ともこ
健太くん。テストでまた0点をとったの?
健太
うん。もうしょうがないよね。僕には才能がないんだもの。
ともこ
先生にそういわれたの?そんなことないわよ。駑馬十駕というじゃないの。あきらめたらそこで終わりよ。
健太
ありがとう。がんばってみる。

駑馬十駕(どばじゅうが)の例文

  1. 駑馬十駕というように、毎日練習を積むことでイチローのような打率になりました。
  2. まさに駑馬十駕、あの時あきらめずこつこつがんばってよかった。
  3. 私は左手が動きませんが、駑馬十駕、片手で練習を続け、今では片手のピアニストと呼ばれています。
  4. 私はのろまでしたが、駑馬十駕というように毎日ランニングをすることで足が速くなりました。
  5. 駑馬十駕、努力は天才に勝ると思いました。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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