著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

披星戴月【ひせいたいげつ】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【四字熟語】
披星戴月

【読み方】
ひせいたいげつ

【意味】
朝早くから夜遅くまで一生懸命働くこと。

【語源・由来】
「披星」は星を披るという意味で早朝のこと、「戴月」は月を戴くという意味で夜遅いこと。朝は星の出ているうちから。夜は月が輝くころまで外で働くという意味。

【典拠・出典】

【類義語】
・夙夜夢寤(しゅくやむご)
夙夜夢寐(しゅくやむび)
・戴月披星(たいげつひせい)
・披星帯月(ひせいたいげつ)
・巫馬戴星(ふばたいせい)
昼夜兼行(ちゅうやけんこう)
・夙興夜寐(しゅくこうやび)

披星戴月(ひせいたいげつ)の使い方

健太
今日、久しぶりに父さんに会ったんだよ。
ともこ
出張に行っていたの?
健太
違うんだよ。披星戴月というように、忙しく働いていたから家で顔を合わせることが無かったんだ。
ともこ
大変ね。

披星戴月(ひせいたいげつ)の例文

  1. 毎日、披星戴月というように家には眠りに帰るだけでした。
  2. 納期が迫っていて、このところ定時に帰ることができず、披星戴月といった感じです。
  3. 披星戴月といった日々が続いているので、たまには太陽を浴びたい。
  4. 労働基準法って何だろうという位に、披星戴月、働きづめです。
  5. 披星戴月、一日中はたらけどはたらけどなお我が暮らし楽にならざり。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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