著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

碧血丹心【へきけつたんしん】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語)

【四字熟語】
碧血丹心

【読み方】
へきけつたんしん

【意味】
このうえない真心、忠誠心のこと。

【語源・由来】
「碧」は青のこと。「丹心」は真心、赤心のこと。中国、周の敬王に仕えていた萇弘は、讒言に遭って故郷の蜀に戻り自殺した。蜀の人が哀れに思ってその血を隠していたが、三年ほど経ってその血が青く美しい宝玉になったという故事から。

【典拠・出典】
荘子』「外物」

【類義語】
・丹石之心(たんせきのこころ)

碧血丹心(へきけつたんしん)の使い方

ともこ
健太くん。空手の大会で優勝したのよね。おめでとう。
健太
ありがとう。
ともこ
これでオリンピック出場に一歩近づいたわよね。
健太
うん。空手の先生のおかげでここまで来ることが出来たよ。先生には碧血丹心の思いを抱いているよ。

碧血丹心(へきけつたんしん)の例文

  1. 健太君ほど碧血丹心の気持ちをもって仕えてくれた部下はいなかった。
  2. 健太くんはともこちゃんを尊敬していたので、碧血丹心の思いで尽くしていたと思います。
  3. 碧血丹心の気持ちで教授にお仕えしてきました。
  4. 社長には碧血丹心の思いをもっているので、プロジェクトを成功させて恩返しをしたい。
  5. 健太くんは、後輩たちから碧血丹心の思いをもって接してもらっています。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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