【四字熟語】
望雲之情
【読み方】
ぼううんのじょう
【意味】
遠くの地にいる故郷の父母を思う心情のこと。
【典拠・出典】
『旧唐書』「狄仁傑伝」
【類義語】
・白雲孤飛(はくうんこひ)
望雲之情(ぼううんのじょう)の使い方
昨日、突然遠くに住んでいる兄さんが、家に帰ってきたんだよ。
へえ。何かあったの?
テレビでこの町が映っているのを見て、望雲之情を抱いたんだって。それで飛んで帰ってきたってわけ。
へえ。テレビも役にたつことがあるのね。
望雲之情(ぼううんのじょう)の例文
- 母からの思いやりあふれる小包に、望雲之情を抱きました。
- 父母が好きだったカキフライを見て、望雲之情があふれました。
- 故郷にそっくりなこの町を見て、望雲之情で胸がいっぱいになりました。
- 仲良く寄り添って歩く老夫婦を見て、父母を思い出し望雲之情があふれてきました。
- 落ち込んだ時に、いつもなぐさめてくれた母の手を思い出し、望雲之情を抱き、思わず母に電話をしました。