【四字熟語】
孤独矜寡
「孤独鰥寡」とも書く。
【読み方】
こどくかんか
【意味】
四種の苦しみでうったえるところのない人。
【語源・由来】
「孤」は幼くして父を亡くした者。「独」は老いて子のない者。「矜」は老いて妻のない者。「寡」は老いて夫のない者。
【典拠・出典】
『荀子』「王覇」
【類義語】
・鰥寡孤独(かんかこどく)
孤独矜寡(こどくかんか)の使い方
大きな災害が続いていて、孤独矜寡となった人が増えているそうだよ。
悲しい話よね。明日は我が身だと思って、日本中で助け合っていきたいわよね。
そうだよね。家族を失った悲しみを埋めることはできないかもしれないけれども、孤独を感じている心に笑顔を少しでも多く届けたいよね。
そうね。一人じゃないんだよって伝えたいわね。
孤独矜寡(こどくかんか)の例文
- 妻を亡くし、孤独矜寡でさみしく暮らしている私のことを気にかけて、近所の人がよく訪ねてきてくれます。
- 孤独矜寡な身の上で、しかも病気で働けなくなり、八方ふさがりです。
- 早くに家族を失い、孤独矜寡な生活だったので大家族の人がうらやましいのです。
- 孤独矜寡となり、仮設住宅で引きこもっていましたが、ボランティアの人が、一緒に畑を作ろうと声をかけてくれました。
- 事故で急に孤独矜寡となったので、今は不安と寂しさでいっぱいです。