【四字熟語】
採菓汲水
「採菓」を「彩果」、「採花」とも書く。
【読み方】
さいかきっすい
「さいかぎっすい」、「菓を採り水を汲む」とも読む。
【意味】
厳しい仏道修行をすること。
【語源・由来】
「菓」は木の実のこと。仏に供えるために深山に入って、木の実をとり、花を摘み、水を汲むことから。
【典拠・出典】
『法華経』「提婆達多品」
採菓汲水(さいかきっすい)の使い方
兄さんが採菓汲水にたえて、立派な僧侶になって帰ってきたんだよ。
へえ。健太くんに似て、ちゃらんぽらんだったあのお兄さんがね。
採菓汲水のおかげで人が変わったように立派な人間になったよ。
へえ。健太くんも採菓汲水をすればいいのに。
採菓汲水(さいかきっすい)の例文
- 採菓汲水で有名なあの寺は、採菓汲水に耐え切れず逃げ出す修行僧が多い。
- 山奥で採菓汲水に耐え、仏の道を極めました。
- こんな騒々しい都会では採菓汲水はできないといって、健太くんは修行の旅に出ました。
- 採菓汲水に耐えた健太くんは、以前はヒョロヒョロだったのに、たくましくなったようでした。
- つらいけれども採菓汲水に耐えて、悟りの境地に至りたい。