【四字熟語】
三綱五常
【読み方】
さんこうごじょう
日本漢字能力検定
3級
【意味】
三つの根本的な道徳と常に行うべき五つの道のこと。儒教で、人として常に踏み行い、重んずべき道のこと。
【語源・由来】
『白虎通義』より。三綱」は君臣・父子・夫婦の間の道徳。「五常」は仁、義、礼、智、信の五つの道義をいう。
【典拠・出典】
『文中子』天地
三綱五常(さんこうごじょう)の使い方
今日の道徳の時間に三綱五常を大切にするようにって言われたよ。
日本では古くから大切にされてきた思想よね。
でも最近三綱五常を忘れてしまっている人たちが多くなったよね。
日本は今、岐路に立っているのかもしれないわね。
三綱五常(さんこうごじょう)の例文
- 国民が三綱五常を守れば、裁判所の仕事はなくなってしまい平和な国になるでしょう。
- また芸能人の不倫のニュースか、彼らは三綱五常という考えを知らないのかね。
- 三綱五常は古いという人もいるけれども、三綱五常を守るということは、人間らしさを守ることだと思います。
- 生徒には、三綱五常の大切さ、他者を敬い思いやる心を重点的に教えるようにしています。
- ともこちゃんは、今時珍しく三綱五常を大切にしているすてきな女の子です。