夫唱婦随の意味(語源由来・出典・類義語)
【四字熟語】
夫唱婦随
「夫倡婦随」とも書く。
【読み方】
ふしょうふずい
【意味】
夫婦の仲が非常によいことのたとえ。夫が言い出し、妻が従うこと。
なるほどな~。それは言い換えると、「旦那さんがなんか始めたら、奥さんが全力でサポートする」ってことやな。
旦那さんと奥さんがええチームを組んでる、みたいな意味合いやんな。
これは、「夫婦仲良く、一緒に何でも頑張る」ってことを教えてくれる言葉やな。
旦那さんと奥さんがええチームを組んでる、みたいな意味合いやんな。
これは、「夫婦仲良く、一緒に何でも頑張る」ってことを教えてくれる言葉やな。
【語源・由来】
夫の考えに妻が従うと夫婦関係がうまくいくという考え方から。
「唱」は、となえる。最初に言い出すこと。
【典拠・出典】
『関尹子』「三極」
【類義語】
・鴛鴦之契(えんおうのちぎり)
・偕老同穴(かいろうどうけつ)
・嫁鶏随鶏(かけいずいけい)
・関関雎鳩(かんかんしょきゅう)
・連理之枝(れんりのえだ)
夫唱婦随(ふしょうふずい)の解説
カンタン!解説
「夫唱婦随」っていうのは、夫と妻の間がすごく仲良しで、夫が何か提案すると妻がすんなりとそれについてくる、という意味なんだよ。まるで二人が一緒に歌ってるような感じさ。
「唱」っていうのは、何かを言い出すこと、提案することを表しているんだ。「随」は、それに従う、ついてくるという意味だよ。
だから、「夫唱婦随」って言うときは、夫が何かを提案すると、妻がそれにスムーズに協力する、っていう感じ。つまり、夫と妻がすごく仲良く、一緒に動いている状態を表しているんだ。
たとえば、「夫唱婦随の夫妻」って言うときは、その夫妻がとても仲が良く、互いに協力しながら動いている、ということを表しているんだよ。
ちなみに、この言葉の出どころは、『関尹子』三極っていう文献から来ているんだよ。
夫唱婦随(ふしょうふずい)の使い方
あそこの老夫婦は夫唱婦随よね。いつも仲良く散歩していて、私の理想なのよ。
昔から仲が良いらしいよ。苦しい時も病めるときも相手を思いやってきたそうだよ。
あんなにすてきな夫婦の子は、きっと幸せな子だったんでしょうね。
そうなんだよ。これがとてもきれいないい人で僕のあこがれだったんだよ。結婚してしまったんだけどね。
夫唱婦随(ふしょうふずい)の例文
- ともこちゃんが健太くんと結婚したら夫唱婦随の夫婦になるでしょう。
- 両親が喧嘩ばかりの夫婦だったので、夫唱婦随の夫婦になりたいです。
- 60歳くらいで、手を繋いでにこやかに歩く、夫唱婦随の夫婦を見かけました。
- 近所でも評判の夫唱婦随の夫婦です。
- 彼らは夫唱婦随の夫婦で、今でも新婚のようです。
夫唱婦随の文学作品などの用例
- そりゃア、夫唱婦随で、何でも主人のいうとおりになるのが、女房の勤めでしょうが、<舟橋聖一・悉皆屋康吉>
これは、夫婦がとても仲が良い、ということを表しているんだ。