著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

三世一爨【さんせいいっさん】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語)

【四字熟語】
三世一爨

【読み方】
さんせいいっさん

日本漢字能力検定
1級

【意味】
親、子、孫の三世代の家族が一つ屋根の下に住まうこと。

【語源・由来】
「爨」はかまどのこと。三代の家族が、一つの竈で煮炊きして住むという意味から。

【典拠・出典】
新唐書

【類義語】
・三世同居(さんせいどうきょ)
・三世同爨(さんせいどうさん)
・三世同堂(さんせいどうどう)

三世一爨(さんせいいっさん)の使い方

健太
あそこに大きな家を建てているでしょう?あの家は三世一爨の家なんだって。
ともこ
へえ。三世帯住宅?めずらしいわね。
健太
そうだよね。核家族が多い中でとてもめずらしいね。
ともこ
いい家ね。楽しい生活が待っていると良いわね。

三世一爨(さんせいいっさん)の例文

  1. このモデル住宅は三世一爨を想定していまして、どの世代の方にも安心して暮らしていただけるバリアフリーになっています。
  2. 年老いた祖父母のために、三世一爨の家を建てて同居することにしました。
  3. 二世帯ならよく見るけど、健太くんの家は三世一爨にするんだね。
  4. サザエさんの家は三世一爨、7人と猫一匹の家族です。
  5. 三世一爨の家庭に育ったので、独り暮らしの静けさにまだ慣れません。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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